こんにちは、チャンコです!
皆さんは職務経歴書を書いたことはありますか。
私は、転職活動の度に職務経歴書の書き直しをしています。
それで、気づいたんです!
今まで書いていたのは、応募先企業へ出す用の職務経歴書だと。
当たり前ですよね^^;
そこで、自分用の職務経歴書を書くことにしました。
で、また気づいたんです。
自分用の職務経歴書って、自分の経験の棚卸に最適じゃん!
しかも、忘れていた経験も思い出すことができました。
今回は、その時の経験を記事にしました。
- 私チャンコの職務経歴サマリー(大学卒業~現在)
- 3社での経験と成長
- 今後考えていること
この記事を読んでいただければ、自分の経験の棚卸をすることで、経験が自分の市場価値(年収に)につながっている過程が分かります。
また、自分の市場価値は、常に確認すべきことと確認する方法をお伝えいたします。
是非、最後まで見ていってください^^
サマリー
大学卒業後、約20年間マンション管理会社に勤務しています。
お客様窓口である、いわゆる「フロントマン」をずーっとやっています。
マンション管理のイメージがつかない方もいると思うので、お仕事内容を簡単に説明します。
- お客様は、区分所有マンションの管理組合です
- 管理組合というのは、所有者一人一人が構成する団体です
- フロントマンは、管理組合の運営が適切かつスムーズにいくよう、影に日向に尽力します
- 「良くこんな仕事やってるね」ランキングがあれば、間違いなく上位に食い込んでくること間違いなしです
今の会社含め、3社での勤務経験があります。
会社が変わってもやることは変わりませんので、将来的に安定してる仕事とみてます!
今の会社では一般職ですが、残業代もしっかり払ってくれるので年収は生活に困らない程度にあります^^
しかし、通勤片道1.5時間かかってるためどうにかしたいものです。
これまで
- 大手、中堅、零細企業での経験あり
- デベロッパー系や独立系管理会社での経験あり
最近の人手不足の煽りで、私のようなフロントマンの需要はこの先も一定数あるだろうなと勝手に思ってます^^
また、フロントマンの仕事をAI(人工知能)に任せるといろいろトラブルが起きそうです^^
主な保有資格
- 管理業務主任者 ← これは必須
- マンション管理士
- 宅建
- 簿記3級
仕事への取り組みは
- 与えられたミッションを確実にこなし(無理なものは無理だけど、ひとまずやる!)
- 約束を守り(自分との約束も)
- コミュニケーションをしっかりとり(話聞く、共感)
- 相手に寄り添い
- チームや仲間を重視する
当たり前そうですが、色々な方がいるので結構大変だと思います。
私が思う、この仕事に向いてる人
- マンション管理好きの変態^^;
- 何を言われても動じない人
- 嫌なことがあっても、すぐ忘れることができる人
- 一人で抱え込まない人
- 全面には出さないけど、強い信念や筋が通ってる人 ← 大事
2022年4月から、マンション管理も脚光を浴びるようになってきました!
- マンション管理適正評価制度(http://www.kanrikyo.or.jp/evaluation/)
昔から、何かの言い伝えの様に言われていた「マンションは管理を買え」が現実になります!
管理が良い=資産価値が高いと評価される時代の到来です。
業界の中ではちょっとしたブームになってます^^
さぁ、長くなりましたが、早速私の職務経歴です。
1社目 超零細企業(フロントマンLv.初心者)
1社目に入社した会社は、自他共に認める超零細企業でした。
元々、デベロッパー系の管理会社だったのが、親会社が倒産して管理会社だけ残った感じです。
この業界の中ではよくある話です。
デベロッパーが潰れて身売りする会社もありますが、当時の経営者は会社を存続させたかったのでしょう!
以上のことから、新規物件は供給されることはなく、自分達で管理を取りにいかない限り成長が難しい会社でした。
私がいた当時、ちょこちょこ引き合いはありましたが、契約に至るのは年に1件あれば良い方でした。
その他の部署として、不動産、リフォームがありましたが、既存顧客への営業が中心で大きな成果があるようには見えませんでした。
なぜこの会社に入社した?
そもそも、マンション管理業界に入りたかったわけではありません。
また、この会社にどうしても入りたかったということでもありません。
恥ずかしながら、学生時代はなにも考えずに就活して、たまたま応募して採用された会社に入ったって感じです。
今思えば、かなり適当でしたね^^
えっ!マンション管理ってこんなことする会社なんですかー
でも、なんだかんだ言って、フロントマンで色々な経験ができました^^
どんなことした?良かったことは?
だいたい、6~8棟くらい担当していて良く現場にいきましたね。
20代のピチピチ1年生が入社したものだから、管理員さんやと協力会社のおじさんには良くしてもらいました。
しかも、先輩や上司に頼んでもやらないことを積極的にやったので、評判もうなぎ登りです!
- 掲示やテプラ作ってくれないかな
- あなたの上司に頼んでもやってくれないんだよね
- うちの会社って○○だよねー
要するに、御用聞き・お話し相手です^^
先輩や上司も10才以上離れていて、パワハラとかそんなのは皆無な会社でした。
ノルマも特にないし、今のように厳しいことを言うお客さんも少なかったので、嫌いではなかったですね!
嫌だったところは?なぜ転職したの?
嫌なところが一つもなかったかと言うと、そういうことでもなく
- 残業代が出ない
- ボーナスが少ない
- 土日出勤の代休が取りにくい
- 給料が上がらない(4年勤めて50万も、上がらなかったんじゃないかな)
とにかく、低位安泰という感じで収入は増えないのに仕事は増えてくるモヤモヤが大きくなってきました。
今で言う、ワークライスバランスが全く無かったということです。
だから転職を決意したのですが、最後にこの会社で経験した大きな事件・事故を紹介します。
※この会社では2度転職を考え、1度目は中止、2度目で転職しました
- 共用トイレ逆流事故
- 構造計算書偽装問題(通称「姉歯事件」)
- 反社会的勢力の侵入事件
- 飛び降り
20代の若造が出る番ではないですよ!
と、言いたいところですが、そうも言ってられません。
上司の指示を受けながら、適切に対応したと記憶しています。
今思えば、普通に仕事していて経験する機会が少ないであろう事案が起きるのが管理会社の宿命なんでしょうね。
2社目 大手管理会社(フロントマンLv.苦い経験)
2社目は、業界トップ10になを連ねるような大手管理会社です。
1社目とは異なり
- 成長企業
- 入社に年目から一つの事業所を任される人もいる
- 全国展開
- フロントマンをバックアップする体制もバッチリ
- 技術担当もいて専門性もある
- 何より年収1.5倍^^
残業代がコミコミなところは、自分の努力で少なくすれば良いと前向きに考えることにしました。
入社して思ったこと
しかーし、世の中そんなに甘くありません。
結論を言えば、良く3年間もったなで、入社1ヶ月もしないで後悔した記憶があります。
今で言う、超絶ブラック企業です!
- 残業80~100時間当たり前
- 土日ほぼ出勤でも、平日休みは全く取れない
- フレックス導入なのに、いまいち浸透してない
- ミスするとボーナス査定マイナス
- 社内ルールもかなり厳しい
- 特に引き継ぎなく、いきなり大型物件や問題物件を任される
言い出したらキリがないくらい出てきます。
さらに、1年後くらいには突然課長職に転身しました。
聞こえはいいですが、業務量とお給料がまったく合ってませんでした!
しかも
- 言うことを聞かない部下に
- 成績やルールを振りかざす上司
- 悲しい中間管理職
- 家庭環境も最悪な事態に
今はどうか分かりませんが、もしこの会社入りたいと相談を受けたら
悪いことは言わない。考え直した方がいい
と言うでしょうね^^
大手ならではの良いところ
そんな会社でも全く自分の成長が無かったわけではありません。
私は将来会社の中核を担う存在として入社したので、規模が大きい物件や問題を抱えている物件を3~5棟くらい任されました。
特に大型物件を担当したのは貴重な経験でした。
前職では味わうことができなかった、団地型も新鮮でしたね^^
なんと言うか、一つの街ですからね!
また、問題を抱えているというのは、前の担当者の動きが悪い等のクレーム物件で、それをリカバリーするのが私のミッションの一つになりました。
私が最悪の状況から普通の状態に戻して、次のフロントにバトンタッチって感じです。
幸い一生懸命仕事するのが苦にならなかったこともあり、まずまずの評判だったと思います^^
一生懸命な人に厳しいことを言いづらいですよね
また、新規リプレイス営業の経験もできました^^
リプレイスって言うのは、別の管理会社が管理してるマンションを取ってくることです
課長やりながら、担当物件の面倒を見て、新規営業もやる!
2社目では、スーパーハードに動き回りました。
でも、体は正直で大きな痛手になる一歩手前で転職を決意しました。
そもそも、段階を踏んでから上を目指していくのが良いと考えてたけど、いきなり課長は向かなかったんでしょうね。
フロントをたくさん出きて、年収もアップできる会社を探しました。
3社目 デベロッパー系管理会社(フロントマンLv.中堅~)
世の中不思議なことってあるんですよね^^
転職活動していたら、その頃の私を採用したいという会社が結構ありまし。
たまたまどこかで見たことがある会社から、今までに見たことがないくらいの年収提示があり入社することになりました。
そこでは希望通り
- 年収が100万以上UP
- 残業代もちゃんと出て
- 休みもまぁまぁ取れる
ようやくいい会社を見つけた!
入社して思ったこと
と思った矢先、スタッフが超個性派で、まるでアフリカの大草原かジャングルにいるようでした^^
もしくは、飼育員さんがいない動物園とか!
とにかく、自由で、自分で考えて動かないと前に進みません。
とりあえずの報告はしておいて、後はひたすら行動あるのみ!
上司が失敗したら面倒を見るタイプだったから、良かったのかもしれません。
とにかく目の前の仕事を次から次へと片付けていかないとキリがありません。
フロントの経験を積む
ホントここでは、フロント業務のアレコレ、こんなこともあんなことも経験することができました。
- 担当物件最多の15物件(一時的にはもっとかも^^)
- 漏水、火事、飛び降り、孤独死
- 設備破壊、断水
- 管理員の造反
- モンスタークレーマー
- カスハラ
- 警察ごと
かなり経験値を積むことができたと思ってます。
ただ、途中から色々あって会社の方針がガラッと変わることになりました。
- ルールを徹底する
- 管理職はしっかり管理する
どれも会社として当然のことですが、現場の人間には戸惑いますよね。
何しろ今まで自由にやってきたんですから^^
- まず、書類が増えた
- 書類のチェックに時間がかかる
- しかも、細かい指摘が多い
今は慣れましたが、慣れるまで相当に時間がかかりました。
会社の方針の変化も含めて、良い経験ができたのかなと思います。
そして今、知識だけではなく、経験も積んだ中堅フロントマンが誕生したのです!
お金、住民同士のトラブル、感情からくるクレーム以外は、ほぼ解決できるようになりました。
解決できないものも、気分を害されない程度に「これ私の役目ではありません」といえるようにもなりました^^
これができたら、ほぼ完全体でしょうね!
今後(スーパーフロントマンへの道)
今後どうしていきたいか聞かれることがあります。
一番に思うのはもっと稼げるようになりたいですね!
先程、年収はそこそこと言いましたが、中小企業の管理職くらいの水準はあると思います。
慎ましやかな暮らしの影響もありますが、問題なく生活を送ることができています。
誤解がないように言うと、今の年収はそれに見合う積み重ねがあるからです!
多くの経験と失敗をすることで、フロントマンとしての実績を積み、会社もそれを評価してきました。
稼ぎを増やすには
今後稼ぎを増やす方法は、副業を始めるか、この業界で更なる経験を積んで年収を上げていくかの二択になります。
ここでは一旦副業の話は置いといて、本業の年収をどのように上げるについての答えは、転職しかありません。
今の会社で数年後、さらに先どうなってるかを考えると、転職時みたいに年収は何十万と増えることはないでしょう。
定期昇給は雀の涙だし、管理職になっても仕事は増えるだけで、残業代がまるまる出る一般職とそんな変わらないことが容易に想像ができます。
マンション管理は転職しないと年収が上がらない?
昇給して、年収を上げていく選択の前に一度自分の会社の賃金テーブルを見てみましょう。
無ければ、上司か人事・総務担当者に言って見せてもらうと良いと思います。
賃金テーブルには、階級とか職能レベル別で基本給や手当ての額が記載されている資料です。
そもそも、会社が用意してないまたは見せてくれない場合は、今すぐ行動した方がいいかもしれません。
どうですか?自分のイメージとあってますか?
私は
ないなー
と感じました。
なぜ、マンション管理の年収は転職しないと上がらないのでしょうか。
それは、マンション管理はストックビジネスだからです!
ストックビジネスの良いところは、安定です。
景気が良くても悪くても、業績への影響があんまりないんですね。
景気に左右されないということは、不景気には強いですが、景気が良くても業績や給料は連動して上がっていかなことになります。
そんな状況に置かれているとしたら、あなたならどうしますか。
私なら、常に自分の市場価値はどのくらいあるのか気にします!
では、具体的にどうやって自分の価値を確認するか、それは転職活動しかありません。
私の尊敬する、リベ大の両学長も「転職活動をするだけならリスクはない」とおっしゃっています。
それでは、私が行っている転職活動をご紹介します。
- 転職支援サービスに申し込む
- 希望する条件を登録する
- 条件にあった企業に応募する→書類選考→面接
- 内定が出たら、条件交渉をする
- 条件が合えば転職を決定する
ねっ、何もリスクはないでしょ^^
会社にバレる可能性も低いです。
転職はリスクがあるからと転職活動をしないのは
- 義務を果たさないくらい罪なこと
- もしくは、目の前に落ちている宝の地図をスルーするくらいもったいないこと
手順を踏んで活動をすればノーリスクで、今の年収の1割~5割アップさせることができます。
早速転職支援サービスに申し込もう
転職活動をする時おすすめなのが、転職支援サービスです。
詳細は別の記事で書きましたので割愛しますが、求人サイトや企業のホームページから探すより遥かに効率的です。
以下のメリットがあります。
転職活動 | 転職支援 | 求人サイト | 企業HP |
---|---|---|---|
求人数 | 多い | 多い | 自分次第 |
求人検索 | エージェント | 自分 | 自分 |
応募書類 | 自分 エージェント協力 | 自分 | 自分 |
応募 | エージェント | 自分 | 自分 |
面接対策 | 自分 エージェント協力 | 自分 | 自分 |
面接調整 | エージェント | 自分 | 自分 |
条件交渉 | エージェント協力 | 自分 | 自分 |
入社調整 | エージェント | 自分 | 自分 |
効率度 |
しかも、ほとんどの転職支援サービスは無料で利用できます。
(有料を聞いたことがありません!)
自分にあった求人を紹介されなかったり、担当者と合わないことがある等のデメリットはありますが、働きながらの転職活動には最適な選択になると考えてます。
私が利用した転職支援サービスの紹介は、別の記事でしてますので是非ご覧ください。
まとめ
この記事のまとめです。
今回は以下の内容をお伝えいたしました。
学校卒業後、同じ業界に身を置いた40代サラリーマンが、仕事人生を振り返ってみました。
- 私チャンコの職務経歴
- 3社での経験と成長
- 今後考えていること
改めて思うことは、失敗も含めて沢山の経験を積むことが大切ということです。
経験は、自分の価値を必ず上げます。
現在の自分の価値は、転職活動をして定期的に確認してみましょう。
転職活動は、転職支援サービスを活用することで効率的に進められます。
以上、参考になれば嬉しいです^^
それでは、またっ!ばいばいっ!