こんにちは、チャンコです!
2022年2月25日(金)、マンション管理適正評価制度の評価者講習、通称eラーニングの申し込み受け付けが始まりました!
マンション管理会社に勤務の皆さん
管理業務主任者資格をお持ちの皆さん
マンション管理士の皆さん
早速、eラーニングを申し込みをしましょう。
マンション管理適正評価制度って、どんな制度
評価者講習(eラーニング)って、どんな講習
eラーニングはどうやって申し込むの
この記事を読んでいただければ、2022年4月から始まる、「マンション管理適正評価制度」の波に乗っていけます!
是非、最後まで見ていってください^^
マンション管理適正評価制度とは(2022年4月スタート!)
2022年、「マンションは管理を買え」が実現します!
2022年4月からスタートするマンション管理適正評価制度は、今まで曖昧だったマンション管理の評価基準を全国的に統一するものです。
全国基準で評価されたマンションは、6段階の評価がなされます。
気になる評価項目は、以下の5カテゴリーです。
- 管理者が設置されているか等の「管理体制」関係
- 組合収支は健全か、滞納対策はなされてるか等の「管理組合収支」関係
- 法定点検が実施されているか等の「建築・設備」関係
- 耐震診断が必要な場合の対応がなされているか
- 定期的に消防訓練がなされているか等の「生活関連」
上記5つのカテゴリー、30項目で評価していきます。
詳細は、一般社団法人マンション管理業協会のホームページを参照ください。(http://www.kanrikyo.or.jp/evaluation/)
評価された情報を公表することで、購入検討者は安心してマンションを選ぶことができるようになります。
つまり、マンション管理適正評価制度を活用して、公に情報公開することで資産価値が高まると言えます!
マンション管理適正評価制度のメリットとデメリット
マンション管理適正評価制度には、メリットもデメリットもあると考えられます。
まずは、デメリットについてお伝えします。
評価制度のデメリット
デメリットは、以下の二つが考えられます。
- ①低評価となることがある
- ②登録料がかかる
①低評価となることがあるについて
これまでなあなあな管理を行ってきたマンションは、低評価となることが想定されます。
低評価が出た場合でも公表されますので、第三者に「低評価なマンション」というレッテレルを貼られる可能性があります。
また、評価結果は非公開とすることも可能ですが、購入検討者がいても「非公開」だから何かあると敬遠されてしまうかもしれません。
しかしながら、低評価が出たとしても、翌年に向けて再チャレンジできます!
評価は、1年に1回更新されるので安心してください^^
②登録料がかかるについて
評価結果は、マンション管理業協会のホームページ上で公開するためには、登録手数料がかかります。
登録内容 | 登録料 |
---|---|
適正評価制度のみ | |
適正評価制度+管理計画認定制度 | 上記に加えて、管理計画認定制度システム利用料10,000円(税込) |
※管理計画認定制度とは、国が行っている制度で、「マンション管理適正評価制度」とは別の制度です。
※評価・申請手数料は、評価者(管理会社等)が自由に設定できます。
登録料は発生しますが、マンション全体としては資産価値が上がる可能性があり、良好な管理状態が維持継続できれば登録料以上の効果が期待できると思います。
評価制度のメリット
評価制度のメリットは、上記でお伝えした通り、資産価値UPの期待があります。
これ以外にも、以下のメリットがあると言われています。
- マンション(管理組合)の目標ができる
- 課題を把握して、改善していくことで好循環が生まれる
- 最新の管理状態を発信することで、市場の評価がなされる
- 上記を継続することで、リセールバリューの高いマンションとなる
マンション管理の明るい未来が予感できます^^
登録と申請をするために何をすれば良いの?
登録と申請をするには、マンション管理業協会の指定の講習を受けた評価者(管理会社等)に、事前評価のお願いをします。
事前評価結果は、評価者からフィードバックされます。
上記結果を踏まえて、管理組合の総会で「マンション管理適正評価制度」へ登録することの是非を問うてください。
中には、「公表なんてけしからん」という方がいるかもしれません。
必ず、皆さんの合意を得てから登録申請をしましょう!
総会決議がされたら?
評価者へ登録申請と情報開示について委任します。
そうすると、評価者は登録申請を行います。
この時に、登録料を支払います。
登録申請が終わったらどうなるの?
マンション管理業協会のホームページ公表されたら、評価者から、「公表されました」と案内がきます。
自分のマンションの評価が公に公表されるのは、嬉しくもあり、ちょっぴり恥ずかしいですよね。
でも、これも皆さんの資産価値の維持向上につながる取り組みの一環だと思います^^
評価者講習eラーニングとは(2022年2月25日申込受付開始)
マンション管理適正評価制度で評価者として活躍するためには、マンション管理業協会の指定の講習を受ける必要があります。
それが、評価者講習(eラーニング)です。
eラーニングを受講して、評価者として登録しましょう!
誰が受けられるの?
評価者講習を受けられるのは、以下の資格保有者に限定されます。
特に、管理会社等へ勤めているなどの要件はないようです。
管理業務主任者、マンション管理士
いずれかに該当していて、現に有効な資格者に限る
よって、例えば以下の方は不可です。
- 管理業務主任者試験の合格者であるが、現に有効な主任者証の交付を受けていない
- マンション管理士の登録をしていない
登録の有効期限は?
ずばり、登録日から5年間です!
登録の更新を受ければ、さらに5年有効となります。
eラーニングの申し込み
eラーニングの申し込みは、マンション管理業協会のホームページから行えます。
受講料は、3,500円(税込)です。
クレカ決済やコンビニ決済が利用できます。
詳細は、マンション管理業協会のホームページを参照ください。(http://www.kanrikyo.or.jp/evaluation/e-learning/index.html)
申し込み
eラーニング申込受付ページの「お申込みはこちら」をクリックすると以下の入力画面になります。
①利用規約の確認と同意
②ユーザー情報登録
- ログインIDとパスワード
- メールアドレス
③申込者情報
- 住所、氏名、電話番号
- 所属先有無
④受講コース選択 ※2/25現在は、「評価者講習3,500円」のみ
⑤資格情報(管理業務主任者かマンション管理士どちらか選択)
- 有効期限
- 登録番号
- 資格証電子ファイルアップロード
⑥支払方法選択:クレカ決済、コンビニ決済
全て入力完了すると、以下の申込確認画面に移動します。
入力内容に誤りが無ければ、決済に進みます。
以下の画面が出れば申し込み完了です。
続いて、教材をダウンロードします。
教材(動画)について
教材は、eラーニングシステムへログインして評価・登録業務マニュアルをダウンロードします。
教材となる動画は約70分で、3つのチャプターに分かれています。
受講について
動画は、60分以内であれば受講の途中で停止することも可能です。
また、チャプター毎であれば使用端末を変えてもいいそうです。
なお、PC、スマホ、タブレットを持っていないと受講できません^^;
受講可能期間が設定されています
決済完了後、20日以内であれば、何日かに分けて受講も可能です。
受講が修了したら
全ての受講が修了したら、終了証がPDFにて発行されます。
eラーニングサイトからダウンロードをすることができます。
また、評価者用のログインIDとパスワードが、登録メールアドレスに送付されます。
まとめ
この記事のまとめです。
今回は以下の内容をお伝えいたしました。
この記事のまとめです。
今回は以下の内容をお伝えいたしました。
- 2022年4月からスタートする、マンション管理適正評価制度の内容
- 2月25日に受付申込みが開始した、評価者講習eラーニングの内容
これからは、ほんとに「マンションは管理を買え」が実現しそうで楽しみです。
動画のレビュー等はあらためていたします。
以上、参考になれば嬉しいです^^
それでは、またっ!ばいばいっ!