こんにちは、チャンコです!
2022年8月26日からスタートした、横浜市限定の「市民と事業者の支援」と「市内店舗の利用促進」をねらった、レシ活の出口戦略(現金化と還元率)について、紹介したいと思います。
レジ活ね
興味があるわ
違う違うー!
レシ活だよ
間違いやすいから、気をつけてね
レシ活は、横浜市が行っている事業です。
事業の概要は、以下の通り2種類展開されています。
【①レシ活 VALUE】横浜市民限定
横浜市内の飲食店を除く対象店舗での買い物が対象
コンビニでの買い物も対象です
【②レシ活 チャレンジ第2弾】居住制限なし
横浜市内の対象の飲食店での食事(デリバリー、テイクアウト含む)が対象
いずれの事業も、レシート買取アプリ「ONE」を通じて、最大20%(ポイント)上限3万円が還元されます
なお、レシ活チャレンジ第2弾は、2022年9月13日16時に予算上限に達したため、すでに終了となっています
レシ活 VALUEも、2022年10月25日16時に予算上限に達したため、終了となっています
予算が決められているので、上限に達し次第終了します。
「レシ活」や「レシート買取アプリ ONE」の詳細は、各ホームページで確認してください。
何やらお得な事業が始まるということで、初日を楽しみに待っていた人も多いのではないでしょうか。
はーい
8/26のスタートに合わせて
買い控えやアプリの設定をしたわ
そこで、今回お伝えしたい内容は、レシ活で還元される3万円の出口戦略(現金化)です。
結論からお伝えすると、レシ活の出口戦略(現金化)では手数料がかかります。
中には、まぁまぁの手数料を取られることもあります。
よって、実質3万円還元上限額がまるまる手元に戻ってくる訳ではありません!
えっどういうこと!
できるなら、手数料は払いたくないわ
上記のように考えるあなたのために、この記事を書きました。
- レシ活の出口戦略(現金化)の選択肢
- 出口戦略(現金化)にかかる手数料
- 手数料を加味した、実際の還元率
- どうしても手数料を払いたくない方向けの考え方
レシ活はお得な事業であることに間違いはありませんが、あらかじめ出口戦略(現金化)を考えておくことで、現金化する際に判断がぶれにくくなります。
この記事を読んでいただければ、横浜市民の皆様は当然に、横浜市を訪問される皆様も、横浜市のレシ活を「楽しく」「最適に」利用できるようになります。
是非、最後まで見ていってください^^
レシ活の出口戦略(現金化)は2つ
そもそも、レシ活の出口戦略(現金化)の選択肢は二つと以外に少ないことに驚きます。
キャッシュレスが含まれていたら
嬉しいわ・・・
レシ活の出口戦略(現金化)は
「現金で出金」か「各種のチケットを購入」かの二択です
キャッシュレスも、限られているけどあるよっ
順番に解説します。
①現金で出金
最もポピュラーかつ分かりやすいのが、現金での出金です。
説明も不要なくらいですが
「ONE」アプリに記載されていることを確認しました
出金に関する操作は、全てはアプリ内で完結できます。
- アプリに口座情報を登録する
- 登録した口座から「出金」の申請をする
- 入金を待つ(最大1週間程度)
注意:初回の出金につき、本人確認あり。入金の連絡無し
登録できる口座も、「メガバンク」「地銀」「ネットバンク」等国内のほぼ全ての民間金融機関に対応しているそうです。
②各種のチケットを購入
チケットって何かしら
電子ギフトやクーポン券
各社ポイントと交換できるものだよ
当然、チケットの購入はアプリ内で完結できて、現金出金とは異なり「本人確認」もいりません。
出口戦略(現金化)にかかる手数料
冒頭で、レシ活では3万円還元額上限額がまるまる手元に戻ってこない、と驚かせてしまいました^^;
でも、実際その通りなのです。
理由としては、各手数料が発生するからです。
では、どのくらいの手数料がかかるのでしょうか。
「現金出金」の手数料は、一律280円
出口戦略の①で紹介した「現金で出金」にかかる手数料は、一律280円です。
誰でも、どの口座でも、280円の出金手数料がかかります。
「チケット購入」の手数料は、10円~
続いて、出口戦略②で紹介した「各種のチケットを購入する」にかかる手数料について、紹介します。
結論は、購入するチケット、金額により手数料はまちまちです。
確認できた範囲では、4円~2,000円とかなりの幅があります。
金額だと分かりにくいので、パーセントで見てみましょう。
手数料(率):9.1%~16.6%
各種のクーポンやギフト券の購入手数料は、概ね9.1%です
- (例)額面金額500円、購入金額550円
- ユニクロ、menu、Uber Eats等
- ミスド、ケンタ、サンマルクカフェ、ドトール等
- コンビニのコーヒー、からあげクン(ローソン)等
- てもみん、西松屋チェーン等
一方、各種ポイントやキャッシュレス(ペイ)の購入手数料は、16.6%でした
- (例)額面金額500円、購入金額600円
- 楽天、Ponta、d、nanacoポイント
- Google Pay、QUOカードペイ
一部のクーポンや体験型中には、額面金額が分からないものもあります
銀行の普通預金の利率(0.001%)と比べると、なんとまぁ、開きがあることが分かりますね^^;
欲しいチケットがあれば
しょうがないのね・・・
手数料を加味した、実際の還元率
どの出口戦略(現金化)でも、手数料がかかるとしたら、手数料が少ない方が良いですよね。
そこで、手数料が少ない=レシ活の還元率が良い、出口戦略(現金化)を紹介します。
前提条件
- レシ活事態の還元率は20%とする
- つまり、合計150,000円を支払い、30,000円の還元を受ける
- 小数点以下の端数は、考慮しない
- 手数料は、還元された金額から充当する
還元率の計算式
手元に残るお金(30,000-手数料)÷150,000×100
おすすめ(現金出金)
おすすめは、やっぱり現金出金です。
手数料を加味した還元率は
19.81%
です。
計算式は、(30,000-280)÷150,000×100となります。
チケット購入
前述の通りチケットの購入では、主に2種類の手数料(率)がされています。
「クーポン」「ギフト券」購入時にかかる9.1%と、「各種ポイント」「キャッシュレス(ペイ)」購入時にかかる16.6%です。
それぞれの還元率を見ていきたいと思います。
「クーポン」「ギフト券」の場合(手数料9.1%)
「クーポン」「ギフト券」のチケットを購入した場合の還元率を、見てみましょう。
例
- 額面金額5,000円、購入金額5,500のチケットを5枚購入する=27,500
- 額面金額2,000円、購入金額2,200円のチケットを1枚購入する=2,200
- 額面金額100円、購入金額110円のチケットを2枚購入する=220円
- ブラックサンダー(額面金額32円、購入金額36円)のチケットを2枚購入する=72円 ※調整用
購入金額合計:29,992円 ※8円余り
手数料:2,728円
18.18%
(30,000-2,728)÷150,000×100
現金で出金に比べて
1.63%還元率が下がるね
「各種ポイント」「キャッシュレス(ペイ)」の場合(手数料16.6%)
「各種ポイント」「キャッシュレス(ペイ)」のチケットを購入した場合の還元率を、見てみましょう。
額面金額5,000円、購入金額6,000のチケットを5枚購入する
購入金額合計:30,000円
手数料:5,000円
16.66%
(30,000-25,000)÷150,000×100
あらっレシ活の還元率20%からすると
1/4位になっちゃうのね
どうしても手数料を払いたくない方へ(考え方)
以上、レシ活にかかる手数料を加味した還元率を紹介しました。
「なんだぁ、残念だなぁ」と思った方もいるかもしれません。
そうね、始めに聞いた時より
少しガッカリしたわ
その気持ちは分かるよ
でもね
そもそも、単なるレシート(一部の領収書も対象)が現金になるなんて、ちょっと考えればものすごいことなんです!
余程、大切にしまっておきたいレシート以外は、家計簿を付け終わったらゴミとして捨てませんか。
さもなければ、レジ横のゴミ箱か、そもそもレシートを受け取らないかです。
それが、レシ活はゴミとして捨てられるレシートを活用した、現代版地域限定の三方よしが生まれます。
昔から、自分の利益だけを求めるのではなく
社会全体の幸せを思う気持ちが
大切と言われているね
あっ三方よしは
会社の研修で習ったわ
つまり、レシ活は手数料を払ってでも参加しがいがある事業と、思えないでしょうか^^
まとめ
この記事のまとめです。
この記事では、2022年8月26日からスタートした、横浜市限定のレシ活事業の出口戦略(現金化と還元率)を紹介しました。
レシ活は、最大20%(ポイント)上限3万円が還元される、消費者(事業者、地域)にとってお得な事業です。
一方で、出口戦略(現金化)には手数料がかかることをお伝えしました。
おすすめの出口戦略(現金化)は「現金出金」ですが、日ごろ良く使うお店やポイントがあれば、「チケット購入」も外せません。
どうしても手数料を払いたくない方向けの、レシ活の考え方も紹介しました。
あなたにとって何が最適か、今から考えてみてはいかがでしょうか。
そして、この記事を通じて、あなたにあった最適が見つけられたのであれば幸いです。
以上、参考になれば嬉しいです^^
それでは、またっ!ばいばいっ!